2026/10/07 18:50
農園晴晴のさつまいも、ベニハルカ。

当園では、植え付け前の土壌消毒を行わず、定植後も殺虫剤や除草剤などの農薬に頼らず育てています。
草が伸びれば、クワや小さな歩行型トラクターで草と格闘しながら、土と畑に向き合って育てています。
ベニハルカは、焼き芋にするとねっとり甘くなることで知られていますが、実は収穫した時期や保存期間、火の入れ方によって、いろいろな表情を見せてくれるさつまいもです。
収穫して間もない頃は、ホクっとした味わい。
素揚げや天ぷら、大学芋、さつまいもごはんなど、料理にして楽しめます。
保存していくと少しずつ甘さが増し、じっくり加熱することで、ベニハルカらしいねっとり甘い焼き芋になっていきます。
その時期、その芋の状態に合わせて、いろいろな食べ方をお楽しみください。
レシピ
① さつまいもごはん
シンプルで、掘りたてのベニハルカにもよく合う食べ方です。
材料
- 米 2合
- 水 いつもの分量
- さつまいも お好きな量
作り方
① 米2合を研ぎ、いつもごはんを炊く分量の水を入れます。
② さつまいもを洗い、切らずにそのままドボン。
大きすぎる場合は、適度にカットしてください。
③ いつも通り炊飯します。
④ 炊き上がったら、しゃもじでさつまいもを切りながら、ごはんと混ぜてよそいます。
まずは何も加えず、そのままどうぞ。
塩を少し振れば甘みが引き立ち、醤油を少し垂らせば香ばしく、バターをひとかけ混ぜればコクが出ます。
② さつまいもの素揚げ
さつまいもの味を一番シンプルに楽しむなら、素揚げ。
作り方
① さつまいもをよく洗い、皮付きのまま食べやすい大きさに切ります。
② 水気をしっかり拭き取ります。
③ 170℃くらいの油で、じっくり火が通るまで揚げます。
④ 仕上げに塩を振って完成。
掘りたての新芋なら、ホクっとした味わいが楽しめます。
③ さつまいもの天ぷら
厚めに切って、天ぷらに。
作り方
① さつまいもを皮付きのまま、5〜7mmほどの厚さに切ります。
② 水気を拭き取り、天ぷら衣をつけます。
③ 170〜180℃の油で、火が通るまで揚げます。
④ まずは塩でどうぞ。
④ さつまいものバター醤油焼き
おかずにも、酒のつまみにも。
作り方
① さつまいもを1cmほどの輪切り、または食べやすい大きさに切ります。
② フライパンに少量の油を入れ、弱めの中火でじっくり焼きます。
③ 芋が柔らかくなったら、バターをひとかけ。
④ 最後に醤油を少々たらして、香ばしく焼き上げます。
⑤ 大学芋
甘いものが食べたいときは、定番の大学芋。
材料
- さつまいも 適量
- 砂糖 大さじ2
- 醤油 小さじ1
- 水 大さじ1
- 黒ごま 適量
作り方
① さつまいもを食べやすい大きさに切り、水気を拭き取ります。
② 油で表面がカリッとするまで揚げます。
③ フライパンに砂糖・醤油・水を入れ、火にかけます。
④ とろみがついてきたら、揚げたさつまいもを加えて絡めます。
⑤ 黒ごまを振って完成。
⑥ 焼き芋
ベニハルカの甘さを楽しむなら、やっぱり焼き芋。
特に保存して甘さが増してきたものは、低めの温度でじっくり時間をかけて加熱するのがおすすめです。
オーブンや焼き芋器などで、中心までゆっくり火を入れてください。
焼き上がったら、熱いうちに。
ねっとり甘くなったベニハルカは、スイートポテトやいも羊羹など、お菓子づくりにもよく合います。
さつまいもの保存方法
さつまいもは、収穫してからも変化していきます。
買ったときに全部食べてしまうのではなく、少し残して保存し、味の変化を楽しむのもおすすめです。
まずは水洗いしない
土がついていても、基本的には水洗いせず、そのまま保存してください。
濡れている場合は、風通しのよい日陰で表面を乾かします。
暖かいうちは風通しよく
直射日光を避け、風通しのよい場所で保存します。
新聞紙などで包んでおくのもおすすめです。
湿気がこもると傷みやすいため、ビニール袋などに密閉するのは避けてください。
寒くなったら室内へ
さつまいもは寒さが苦手です。
気温が下がってきたら、冷え込む場所から室内へ移します。
1本ずつ新聞紙に包み、10℃以下にならない場所で保存してください。
冷蔵庫には入れないでください。
掘りたてから、冬の甘さへ
農園晴晴のベニハルカは、収穫したときが完成ではありません。
ホクっとした新芋から、保存によって少しずつ甘さが増し、じっくり火を入れれば、ねっとり甘い焼き芋へ。
「掘りたてはホクっと味わう。保存して甘さの変化を楽しむ。」
そんなふうに、一本のさつまいもを季節と一緒に味わってもらえたらうれしいです。

