2025/02/09 13:56
いらっしゃいませ。農園晴晴shopブログ、園主の齊藤です。
晴晴のハーブティーは9割以上がくろもじベースです。くろもじを軸に、和洋のハーブをブレンドしたお茶を展開しております。
くろもじって、山に自生しているハーブなんです。森の林床にはえてる背の低い木です。夏の間に山から切り出してきて、枝と葉っぱに分けて乾燥させます。それを粉砕して、お茶にしています。

くろもじの葉(下の写真左)のお茶は、柑橘系のフレッシュな香りが特徴です。色合いはゴールド。
一方で枝(右)は、甘くて花のような香りが印象的です。色はピンクやオレンジ系。
この葉と枝の分量の調整でお茶の香りが違ってきます。

お茶の味わいを安定させるため、晴晴は、大きすぎる雑な茶葉や粉末状になってしまった茶葉を除き、ちょうどよいサイズの茶葉のみを使っています。
よく、「くろもじって何に効くの」と、効能を聞かれます。ただ、これにストレートにお答えすると、お世話になってる保健関係の指導機関からおしかりを受けるんです。
科学的な裏付けがないのに、医学とか薬学的な効果があると、消費者に思い込ませて販売するのはダメですよ!ってルールなんですね。そんな法律があるんですって。でも、お客さんが知りたいのって、効能なんですよねー。お客さんだって、そんなのぜったい効くなんて思ってる人はあんまいないと思うんですけどね。伝統的に民間で経験的にいわれてきた「傾向」だってことで、受け取っているはずなんですよね。
くろもじは、生薬名「烏樟」(ウショウ)いいます。ウショウは、リラックス効果、胃腸の健康、血圧の調整の効果があるとされてきました。ろもじのエキスがインフルエンザウィルスをブロックするという研究報告もあり、コロナのときは抗菌作用が注目されました。
でも、先に言いました通り、くろもじ茶やくろもじを配合したハーブティーには必ずそんな効果あります、というわけではありませんので、過大な期待は無しでお願いしますよー。
とはえい、そんな効能が言われていることを踏まえたうえで、商品づくりを始めたわけですし、お客さんの健康に役立ちたいという思いで製茶しているのは事実です(^^)
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