2025/01/21 16:19

いらっしゃいませ。農園晴晴shop、園主の齊藤です。
今日の白神山ろくは、日中あたたかくて5度を超えました。積もった雪がみるみる減っていきました。ほんとは寒くないといけない時季なんでしょうけどね。穏やかで気持ちもちょっと晴晴とした一日でした。


ハーブティーのご注文をたくさんいただいています。就労支援事業所からオリジナルハーブティーの原料供給の依頼を受けていたり、宿泊施設でお客さんにお出しするお茶、芸術文化施設でカップで提供するお茶、婚活支援活動で成婚カップルにプレゼントするお茶・・・用途もさまざまですね。いろんな場面で当園のハーブティーをご活用いただいています。ありがたいことです。

それぞれ、なんとか今週中にお届けしようと、製茶スタッフののぶちゃんはハーブティーづくりの一日です。ハーブティーの製茶作業は、ブレンド➡ティーバッグ包装➡袋封入と、大きく分けると3段階あります。ブレンドは、大きなボウルに茶葉をドサーっと入れて混ぜてからティーバッグに小分けする方法もあります。でも、茶葉の比率にむらがあると、そのブレンドの香りや味わいの良さを十分に引き出せないこともあるんですね。なので、当園は、ティーバッグ1包ずつ茶葉を入れていく方法を主にとります。

ものによっては一括してガーっとブレンドしちゃうのもあるんですけどね。現場担当ののぶちゃんは、わりと1包ずつのブレンドにこだわっていて、園主が安易に「効率化」しようと提案すると、かたくなに反対されて議論になることがあります。でも、この仕事へのこだわりって、大事だよなあと思っています。園主はサラリーマン時代はイエスマンで疑問を押し殺す方だったので、ちゃんと「それってちがうんじゃないですか」って言えることは、えらいと思うし、うらやましくもあるんですよねー。

ご注文いただいている方方、製茶にあたる社員、それぞれの思いを込めて世の中に提供されるハーブティーです。大事にしていかないといけないなと思うこのごろです。

園主の今日はというと、いぶりがっこと天日干したくあんの蔵出し作業でした。冷たい漬け床に手をつっこんで大根を引き上げて、水で糠を洗い流すのは、根性いりまっせ!指先がガサガサしていたいんですよね。でも、穏やかな天候でちょっとは助けられましたけど。漬物もはやく蔵出しをすすめないと。暖かくなるまでが勝負です。農園の冬は製茶、漬物、と加工にかかりっきりの日日です。