2025/01/18 19:09
農園晴晴shopのブログへようこそいらっしゃいませ。
園主の齊藤です。ヘンプっていう麻の素材を知ってますか?
このヘンプをつかった、ハーブティーのフィルターを、昨年、鹿角市の【kanaho】さんに作ってもらいました。これ、超おすすめの茶道具です。
kanahoさんは天然素材の布小物をつくって販売しているお店です。ヘンプ(麻)やリネンをつかった小物や衣類があって、ヘンプやオーガニックコットンでつくった下着「ふんどしパンツ」が目を引きます。この肌触り、俺も試しましたが、はまります。とても優しい気持ちになれます。かなり、おすすめです。
昨年おねがいして、ヘンプのハーブティーフィルターを作ってもらったのです。これが、使いやすい。あえて縫い目を外側にして、茶葉を受ける面に凹凸が少ない構造で、洗いやすいのです。茶葉をいれたら、これまたオーガニックコットンのひもで軽く縛る。そしてティーポットやカップに入れてお湯を注ぐと、お茶を淹れることができます。
フィルターは、プラスチック繊維のメッシュフィルターや不織布、生分解素材、紙、使い捨てコットンフィルター・・・といろいろ試しましたが、おいしく出やすいのは、プラのメッシュフィルターなんです。でも、最近は、脱プラや微細なナノプラスチックの課題が指摘されていて、環境や人体への影響を心配する声もあります。
当園もメッシュフィルターを使っています。茶葉だけのルースリーフもご用意していますが、圧倒的にお客さんに支持されているのは、やっぱフィルターです。「手軽だから」「ティーポットとか急須持ってないし」というのが、理由です。一方で、プラを気にする人は気にする。卸先様から、生分解フィルターへの切り替えを求められたこともありますが、コストが高くなってしまうのを了解いただいています。当園がめざす価格設定に落ち着けるには、もうちょっと低コストで仕入れたいところなんですよね~。
実は、このヘンプフィルター。使ってみると、なんだか各フィルターの中で、一番おいしくお茶が出る気がするんですよね。kanahoさんのコーヒーフィルターも使ってますが、やっぱ、それもおいしいんですよ。気分によるところも大きいかもしれませんけどね。でもそれって大事ですよね。
使い捨てフィルターと比べて面倒かというと、使ってみるとそんなに手間かからないんですよね。台所にぶら下げとくと、すぐ乾くし。使い慣れていくとこなれてきて親しみがわきます。茶葉の量を自分で決められる自由感がある。茶葉をかきまぜて、茶葉の質感や色合いを感じながら、天然素材の布に包んでお茶を淹れる・・・その癒しの感覚。お茶時間がぐっと自分自身のものになってくるんですよね。
ルースリーフでのご提供は、コスパもいいんです。だから、kanahoさんのフィルターをきっかけに、ルースリーフ買いのお客さんが増えたらいいなと思うんです。
数量限定となりますが、【毒を浄めるティー】【福大黒ティー】にヘンプフィルターを添えたセットをご用意しました。ぜひお試しください。