2025/01/13 17:06
いらっしゃいませ。ようこそ農園晴晴shopへ。園主の齊藤です。
和ハーブの不思議について話そうと思います。
当園のハーブティーは、ほとんどの商品が、和ハーブをブレンドのベースにしています。重量でも体積でも5割以上はいっているということです。メーンは【くろもじ】の枝や葉。一部にくろもじの花も使っています。このほかに、【ドクダミ】【カキドオシ】【ナギナタコウジュ】【ハマナス花】【クワ葉】【マタタビ葉】は、白神山ろくで当園や仲間の生産者が天然採取したもの。仕入れで【ギンコウ】と呼ばれる銀杏の葉なども使います。
ブレンドには使っていませんが、ゲンノショウコ、センブリというドクダミと合わせて日本三大薬草に数えられるハーブも、農園のまわりにはたくさんあります。とくに、ゲンノショウコが多いんですよね。子どものころに、よく腹痛をおこしていたのですが、そうすると祖母が、ゲンノショウコやセンブリを煎じて、飲ませてくれました。とくにセンブリなんかは、すんげーーー苦くて、飲み物としてはかなりヤバい。でも、効き目は最強。数時間内に痛みがとれたもんです。ほんと不思議で必ず治ったんですよね。あれは、薬効が半分、もう半分は祖母の思いやりというか慈愛みたいなのが効き目として働いていたんじゃないかなと思うんですね。
ゲンノショウコは健康茶として普段使いしていて、冬は薪ストーブの上にはいつもゲンノショウコを煮出すヤカンが乗っていたのを思い出します。効果が確実に現れる【現の証拠】とか、修験の【験】の証だとか、聞いたことあります。この花がまたかわいらしいんですよね。白い花が2輪、並んで咲くんです(↓ 写真 当園薬草乾燥場でmofumofumimiさん撮影)
ゲンノショウコは健康茶として普段使いしていて、冬は薪ストーブの上にはいつもゲンノショウコを煮出すヤカンが乗っていたのを思い出します。効果が確実に現れる【現の証拠】とか、修験の【験】の証だとか、聞いたことあります。この花がまたかわいらしいんですよね。白い花が2輪、並んで咲くんです(↓ 写真 当園薬草乾燥場でmofumofumimiさん撮影)
ます
薬草は、田舎じゃ家の敷地にいっぱい生えてるもんです。けれど、その家家で、生えてるものが違うのに気づいて不思議に思っていました。例えば、当園(園主の実家)のまわりにはゲンノショウコのほかにカキドオシがわさわさ生えている。けれど、隣家の敷地にはドクダミが敷き詰められている。といった具合。当園の敷地はドクダミがあまり生えてないんです。「薬草は、その家の人に必要な種類が生えてくる」って聞いたこともあります。これってすごくうなずける。だって亡き父は、腎臓に病気を抱えていたんですけど、カキドオシは腎臓の民間薬ですもんね。やっぱ彼もたまに煎じて飲んでいました。
当園の商品では、福大黒しあわせハーブティーに、たくさんの和ハーブを配合しています。
当園の商品では、福大黒しあわせハーブティーに、たくさんの和ハーブを配合しています。
このほかに、2025年新作の◆白神の森のハーブティー◆にも、和ハーブを主眼にしたブレンドを施しています。
◆毒を浄めるティー◆では、ドクダミを積極的につかっています。ご注目ください。
◆毒を浄めるティー◆では、ドクダミを積極的につかっています。ご注目ください。